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九段下の路地に佇む歴史的名店「寿司政」(東京・九段下)

新子の季節になるとつい「寿司政」を思い出してしまう。恥ずかしながら、こちらの店では新子を食べていませんが。文久元年(1861年)創業の歴史的な老舗です。靖国神社にほど近い九段下にあります。私たちが、贔屓にしている「三ます」も以前は「成田屋」として九段下で営業されていました。
今回は、平日のランチに二人で伺いました。寿司(握り)とちらしの1800円のメニューを頂きました。
寿司(握り)は、鮪、白身、烏賊、穴子、こはだなど7貫、玉子焼き、鉄火巻き3切れが2枚のお皿に分けて出てきました。こちらの店の特徴は、全体的に甘さを押さえた辛口の味付けと赤酢を利かしたシャリです。私は赤酢のシャリは好みではないが、ここの店のシャリは苦にならずに食べられます。コハダの酸っぱさは寿司政ならでは。今の時代珍しい。穴子やこはだは煮加減あるいは〆加減に関係があるのかもしれませんが、ジューシーさが少し不足しているように感じました。あと、ランチなのでもう少しシャリの量を増やしても良いかと思います。
またガリにいたっては、甘さを完全に落とした物で、「三ます」で食べなれているガリが甘く感じてしまうほど…大人の味。
ちらしは、ばらちらしというこのお店の名物メニューです。こちらは車海老、穴子、コハダ、中とろ、白身などのネタがびっしり。また魚以外の、たまご、かんぴょう、おぼろ、椎茸、はす等お店の味も総て自家製です。平日のランチ料金ということで通常3000円が1800円とお得です。ばらちらしといっても、ネタをあまり細かくせずに少し大きめなので、口に入れたときに何の魚だか判断がつき私は気に入っています。
余り広くない店内ですが、ゆったりとしたテーブル席。背もたれ・座布団に白いカバーを使ったレトロな感じが清潔的で好印象でした。今回はテーブル席でしたが、カウンターではガラスのネタケースがないので職人さんの仕事がゆっくり眺められます。
お酒は、ビール1本。お通しには“とこぶし”がつきました。(5250)

「寿司政」データ
東京都千代田区九段南1-4-4
地下鉄九段下駅下車 徒歩30秒くらい
03-3261-0621
営業時間 11:00~14:00、17:00~22:00(要・確認)
定休日 日曜日、祝日(要・確認)


私が書いている、お寿司関係の3つのブログです。ぜひ、ご覧になってください。
東京のお寿司屋さん http://blogs.yahoo.co.jp/nishi241958
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鮨 「三ます」日記 http://blogs.yahoo.co.jp/diana_diana1958