2007年10月

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群馬県前橋の住宅街で江戸前鮨に心をこめて、………「登志鮨」(群馬・前橋)

2005年6月5日に「東京のお寿司屋さん」が世に登場してから2年半の月日が流れました。その後「東京のお寿司屋さん」は諸般の事情があり閉鎖致しましたが、今日は「日本のお寿司屋さん」として再開しています。
今回、ご紹介いたします「登志鮨」さんは、ブログ開設当初からのお付き合いで、当時から一度はお伺いしたかったお鮨屋さんです。ブログの縁は不思議なものですね。
今回の小旅行は、新潟・三条の将棋の駒師 大竹竹風師→湯の小屋温泉「民宿やぐら」泊→谷川岳ロープウェイ~天神平を経由して期待と胸を躍らせながら前橋入りしました。こちらの都合で、時間外に伺う事となりましたのに、ご主人は気持ち良く受け入れてくれ更に、私達を新前橋駅まで迎えに来て下さいました。ブログで何度も拝見していますので、お互いに初対面の感じが全くしませんでした。営業時間外のご主人は、“前橋のサブちゃん”、夕方5時を過ぎると頭にねじり鉢巻をし、颯爽と前橋一の鮨職人になります。

まず、今回、頂いたものを列挙いたします。お通しは、カワハギの肝あえ。握りは、苫小牧港直送ネタを中心に、ししゃも、松皮かれい、えんがわ、真いか(するめいか)、玉子、北海たこ、軍艦うに、サロマ湖の牡蠣、やりいか、小肌、穴子、北海煮たこ、鮪づけ、明太子巻き、カスベの唐揚げ、寿司グラ(小)、芽ネギ、ほたて、うに。

お通しのカワハギの肝あえには感動しました。何故なら、私が一番好きな魚がカワハギだからです。あとで、握りも食べたかったのですが、これが最後だったようです。良く、ブログで書きますが、お通しや先付けはお店の命だと思います。「登志鮨」さんの、お通しはこれから先を期待させるに充分な一品でした。
握りは、まずししゃもが出されました。てっきり、昆布〆にされているのかと思いましたが、生だそうです。それも、鵡川の最高級品で雄のししゃもです。雌のししゃもだとどうですかね?子持ちししゃもは美味しいですが、生のお鮨だと難しいかもしれませんね。でも、ししゃもの握りは正真正銘生まれてはじめての経験です。ししゃもにもしっかりした味がありました。そして、次に出された松皮かれいとエンガワも新鮮でまだコリコリ感が一杯でした。私は、鯛にしても平目にしても歯ごたえのある白身が好きなのでこのコリコリ感は良かったです。東京の江戸前鮨でもなかなか食べられません。2、3貫頂いたこの辺りで、「登志鮨」さんは、只者ではないとはっきり認識できました。真いか~北海たこが出されましたが、これも美味しい。私が、大将に“美味しい”、“美味しい”を連発すると“本当ですか?”と、謙遜されていましたが、心の中では内心、“どんなもんだい”と、言ってたのかもしれませんね。(笑)うには、北方四島の綺麗な色合いのうにで、明礬水に漬かせたもので最初は軍艦巻きでしたが、余りの美味しさに最後の一貫として、お替りで頂きました。牡蠣~やりいか~小肌と出されましたが、小肌などはあまり〆すぎずに私たちの好みに近い味でした。穴子~北海たこ~づけが出されます。今回のづけはメバチで、切り身で15分程度つけたものです。丼だとちょうどいいかもしれませんが、握りだと若干軽めに漬けると味が引立つかもしれません。大体、この辺で一通りですが、追加で明太子巻きやほたて、うに、さらに伝説の寿司グラまで頂きました。あと、カスベ(エイ)の唐揚げ紅葉卸は、さっぱりした味で、軟骨を食べているような食感です。

「登志鮨」さんの、よいところは、ご主人と奥様のお二人で店を切り盛りされ、多忙ながらも江戸前の仕事を自分でされているところです。既製品で済ませてしまう店が多い昨今「登志鮨」さんのような店は貴重な存在です。また、差別化を図るうえからも、北海道・苫小牧直送の魚介類を扱っているところは凄いところです。他の店もやりたいでしょうが、なかなか出来ないものです。

食べてみて、好みの問題も有りますが、感じたことを書いて見ました。もしピントがずれていたらご容赦願いたいと思います。
●がり、玉子、つめ等総じて甘目。(お子様or出前向けか?)
●がりは作り置きしているのか、生姜本来の辛さやしゃきっとした感じが出てない。しゃりの次はがりが重要。

お酒は、ビール・群馬産の日本酒(赤城山、結人)を頂きました。お土産に寿司グラを頂きました。今回、初めて「登志鮨」さんに来ましたが、田舎のお鮨屋さんとは言え、前橋の人は「登志鮨」さんのお鮨を食べることが出来て幸せだと思います。私達も前橋まで食べに来て良かったです。また、最訪したいお鮨屋さんが出来ました。ご主人、奥様ご馳走さまでした。(11000)

「登志鮨」ホームページ
http://www12.wind.ne.jp/tosi-susi/
「登志鮨」ブログ
http://ameblo.jp/tosizusi413/
「寿司グラ」通販
http://gamnavi.jp/townc/shop.cgi?gamcd=29448


私が書いている、お寿司関係の3つのブログです。ぜひ、ご覧になってください。
東京のお寿司屋さん http://blogs.yahoo.co.jp/nishi241958
日本のお寿司屋さん http://blogs.yahoo.co.jp/nishi24nishi1958
鮨 「三ます」日記 http://blogs.yahoo.co.jp/diana_diana1958

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鎌倉・小町通りにひっそりと佇む一軒の鮨屋がある。文芸批評家・小林秀雄さんゆかりの店。………「大繁」(神奈川・鎌倉)

鎌倉駅を背に小町通りを少し行くと最初の辻の左角に静かな佇まいの「大繁」があります。はじめての方だと通り過ぎてしまうような静かな雰囲気の店です。引き戸を開けて中に入ると、カウンター、テーブル席、そして奥に小上がりがあります。ここが鎌倉・小町通りか?と、ゆったりとした店内に一瞬疑ってしまうような錯覚に陥ります。そして奥の方から大人しめのご主人と奥様が出てこられ、テーブル席に案内されました。頂いたのはこちらのお店で一番安価な「りんどう」です。初めての店に来た時は必ず一番安価なメニューを頼むことにしています。これは、贔屓にしている「鮨 三ます」の職人さんに以前教わりました。ネタの種類で値段が区分けされるお鮨ですが、鮨の命であるシャリや味噌汁、ガリ、ワサビなどは同じで、安いメニューが美味しくないお店は高いメニューも期待できないからです。

本日、頂いたものをご紹介いたします。一番安価な(2100円) “りんどう”の握りとちらし、別注で干瓢巻き1本、ビール1本です。握りは、8巻+巻物4切れ。中身は、赤身、いくら、煮ほたて、海老、かんぱち、鯵、玉子、かっぱ巻きのセットです。ちらしの方は、握りと殆ど同じねたですが、2段重ねの綺麗な盛り付けです。目で楽しむと言った感じで女性客に喜ばれるでしょうね。来店客は私を除くと全て女性客。女性に人気のある店に外れはないと、昔から言われてきています。さて、鮨の味ですが、可もなく不可もなくというのが正直な印象です。東京の老舗鮨店のように凄いと唸らせるものはありませんが、安心して、ゆっくりお鮨を食べることはできる、そんなお鮨屋さんです。錦糸玉子が乗った扇形のちらしは見た目の美しさと上品な味で、これぞ鎌倉のお洒落さと言ったところです。何点か気になったことを書かせていただきます。

● 山葵の効きが少し足りなかったように思います。
● シャリが少しかたい印象でした。
● 干瓢巻きは、少し干瓢を煮すぎていて、歯ごたえがありませんでした。
● ビール中瓶で735円であれば、簡単なお通しのサービスがあっても良いと思います。
● 赤身が値段の割には美味しかった。

鎌倉の観光名所の真っ只中で、昔の伝統と素朴さを残したお店。お寿司屋さんとしては不満が少なかったと言えるでしょう。(5250)

「大繁」データ
神奈川県鎌倉市小町2-2-26
鎌倉駅下車 小町通り直ぐ
0467-22-2237
営業時間 11:00~15:00、17:00~20:00(要・確認)
定休日 水曜日


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東京のお寿司屋さん http://blogs.yahoo.co.jp/nishi241958
日本のお寿司屋さん http://blogs.yahoo.co.jp/nishi24nishi1958
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