２０１２年７月１７日銀座中央通りに「鮨 銀座ありそ」がオープンしました。母体は、福井県三国温泉 荒磯亭で、以前から営業していた青山の日本料理ありそ亭が賃貸契約切れから銀座に場所を移しての開店になります。
中央通りに面しているとはいえ、店は地下で入り口が狭いので目に付きづらいです。店内は白木のカウンターの前に１０席、奥にテーブル席が１０席用意されています。
握りの一番は、中トロと赤身でこれは往年の「鮨 三ます」と同じで、普通 白身や小肌等を出される中よっぽど鮪に自信がなければ出来ません。鮪はこの時期アイルランド産を使用していますが、どちらもタイミングがばっちりで久し振りに美味しい鮪を頂く事ができました。今年初めて旬の新烏賊も頂きました。牛乳で作る卵焼きもはじめて食べました。鮨ダネは相対的に及第点、『ずば抜けて』というものはありませんが銀座で気軽に鮨を頂くには満点です。日本酒も８００円、９００円で飲めるので場所柄良心的だと思います。
店長のお話では、基本的なコースはありますが、ご予算等に合わせて見繕っていただけるようです。
若い鮨職人の将来が楽しみです。
今回頂いたものを紹介いたします。姫松のコースで頂きました。通常４２００円が開店記念のため２９４０円です。料理内容は、先付けに烏賊しんじょう、握り・巻物は、中とろ（アイルランド）、赤身、鯵、卵焼き（牛乳）、赤貝ひも、新烏賊、おこぜ紅葉卸、穴子、干瓢巻き、味噌汁、デザート（１００％黒砂糖）。これに旬の新子（２枚付け）を追加しました。お酒は、白岳仙 五百万石（福井）、陸奥八仙 特別純米 無濾過 生詰（青森）、梅酒ロック。（2人 10810）
「鮨 銀座ありそ」データ
東京都中央区銀座5-8-16銀座ナカヤビルＢ1
電話 03-6228-5909
http://www.arisotei.co.jp/
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