若い夫婦で切り盛りしている清潔感溢れる鮨店………「蛇の目鮨」(埼玉・川口)
JR川口駅東口SOGO前よりバスで10分。「中青木3丁目」下車、進行方向に徒歩3分。青木町ハイツ1階に小奇麗な白い暖簾に朱の蛇の目紋?格子戸を開け店に入ると、東北系の美人女将が迎えてくれました。賑やかな先客が居て初めて来た感じがしない…店主の気取りの無い、優しい笑顔が好印象。
こちらの「蛇の目鮨」は巣鴨の「蛇の目鮨」で14年勤められたご主人が、2005年4月8日にオープンした店です。“お寿司屋さんのブログ業界”(笑)にいるとネットなどで様々な情報や店の紹介記事を目にします。昨年の夏に一軒のお店のブログを発見、そして暫く間が空きGW後に記事を頻繁に目にするようになりました。おかみさんが中心に書かれた記事は、毎日築地で仕入れた新鮮なネタの写真が紹介されていました。鮨の食べ歩きをしている以上、直ぐに伺いたいと思いお店にコンタクトをとり今回の訪問になったわけです。
今回頂いたものを紹介いたします。お通しは、北海道産の白魚(成魚)と海鼠酢。摘みは御薦めの穴子の白焼き。握りは、あおりいか、鯵(九州・出水)、ひらめ、いさき、金目鯛、平貝、かつお、玉子、たこ、まぐろ、こはだ、穴子、刻み山葵干瓢巻き。お椀は蜆の味噌汁。お土産は太巻き。お酒は、ビール、日本酒・大神力、吉乃川。
(2人 10450)
食後の感想
●白魚は朝築地で良質のものがあり仕入れ、山葵・生姜で頂きました。見るも鮮やかな透明感をご覧下さい。
●穴子焼きは大きめで脂がのっている物が良いそうです。15分程時間を掛けて焼き上げています。これを柚子胡椒・山椒で頂きます。評判通りの絶妙な味。うっすら焦げ目のついた8切れ程の穴子はペロッとなくなりました。穴子も白焼きは常磐、握りは江戸前と用途によってつかいわけています。最高の逸品!!
●街場のお鮨屋さんではとかく店の前が荷や自転車などで雑然としていたり、店内が魚くさかったりしますが(それを好む場合もありますが)、こちらの店はそれが無く、毎日清潔にされている様がうかがえます。握りにもそれが言えるのでもう少しその辺の事情、仕込み方等をお聞きしたかったのですが、今回は時間が無く次回伺ったときにお聞きしようと思います。いつも行く新宿御苑前の「鮨 三ます」に共通するものがありました。
●握りでは、あおりいか、脂の良くのった鯵、平目、こはだ、穴子などが美味しかったです。
●ただ、金目鯛、かつおなどは、バーナーで炙って出されましたが、バーナーで炙ると火が表面だけ炙るだけで中まで美味しさが入り込みません。焦げ目にも違和感が残ってしまいます。ここは手間はかかりますが網上で炙ってお出しする方が良いと思います。せっかく上質のネタをつかっているのですから、網で炙れば更に美味しさが増すと思います。
●お土産の太巻きは美味しかったです。中身は、干瓢、椎茸、玉子、きゅうり、でんぶの5種類の具が入ったもの。そのほかに、海鮮や穴子・海老入りのものもありますが、お店で頂く場合は別ですが、“太巻きには魚介類を入れない”という鉄則通り、私達はシンプルな太巻きが大好きです。
●今回初めて伺いまして、若いのに真面目にお仕事されているのが良くわかります。ご主人は朝早く河岸に行き、店に戻ると仕込みに入り、途中休み時間はありますが、ほぼ昼前から夜遅くまで働き詰め。おかみさんと二人三脚で切り盛りしています。店内に清潔感を漂わせているのはおかみさんの内助の功的なものだと思います。気持ちのいいものですね。
●暖簾について。「蛇の目鮨」さんのブログにも書かれているように、暖簾を新調されたそうです。特に客商売は暖簾の存在が重要ですが、“暖簾”が大事に扱われていないのが現状です。今回の麻の暖簾は清潔感があってお店のイメージを表現していると思います。暖簾を大事にされているのは素晴らしいことだと思います。
最後に、暖簾について三宿の「榎本」のご主人が話されていたことを記して稿を終えたいと思います。ご主人「良い店について、あえて一つ上げるとすれば、春夏秋冬、一年4回、店の暖簾を変えているか。昔は、4回変えていたが、今はどの店も皆無に等しいでしょう。」暖簾の奥は深い!!
「蛇の目鮨」データ
埼玉県川口市中青木3-9-1 青木町ハイツ1F
JR京浜東北線川口駅 東口 そごう前⑦⑧⑨番(鹿浜・領家行き以外ならどれでも)
国際興業バス バス10分 中青木3丁目停留所下車 すぐ
048-256-1320
営業時間 11:30~14:00 17:00~22:00
定休日 月曜日
定員 30人
※詳細については要・確認
「蛇の目鮨」ぐるなびホームページ
http://r.gnavi.co.jp/a437300/
「蛇の目鮨」ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/jyanomesusi
私が書いている、お寿司関係の3つのブログです。ぜひ、ご覧になってください。
東京のお寿司屋さん http://blogs.yahoo.co.jp/nishi241958/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=1(ブログは完全閉鎖されましたがこちらから過去ログを読むことができます)
日本のお寿司屋さん http://blogs.yahoo.co.jp/nishi24nishi1958
鮨 「三ます」日記 http://blogs.yahoo.co.jp/diana_diana1958
JR川口駅東口SOGO前よりバスで10分。「中青木3丁目」下車、進行方向に徒歩3分。青木町ハイツ1階に小奇麗な白い暖簾に朱の蛇の目紋?格子戸を開け店に入ると、東北系の美人女将が迎えてくれました。賑やかな先客が居て初めて来た感じがしない…店主の気取りの無い、優しい笑顔が好印象。
こちらの「蛇の目鮨」は巣鴨の「蛇の目鮨」で14年勤められたご主人が、2005年4月8日にオープンした店です。“お寿司屋さんのブログ業界”(笑)にいるとネットなどで様々な情報や店の紹介記事を目にします。昨年の夏に一軒のお店のブログを発見、そして暫く間が空きGW後に記事を頻繁に目にするようになりました。おかみさんが中心に書かれた記事は、毎日築地で仕入れた新鮮なネタの写真が紹介されていました。鮨の食べ歩きをしている以上、直ぐに伺いたいと思いお店にコンタクトをとり今回の訪問になったわけです。
今回頂いたものを紹介いたします。お通しは、北海道産の白魚(成魚)と海鼠酢。摘みは御薦めの穴子の白焼き。握りは、あおりいか、鯵(九州・出水)、ひらめ、いさき、金目鯛、平貝、かつお、玉子、たこ、まぐろ、こはだ、穴子、刻み山葵干瓢巻き。お椀は蜆の味噌汁。お土産は太巻き。お酒は、ビール、日本酒・大神力、吉乃川。
(2人 10450)
食後の感想
●白魚は朝築地で良質のものがあり仕入れ、山葵・生姜で頂きました。見るも鮮やかな透明感をご覧下さい。
●穴子焼きは大きめで脂がのっている物が良いそうです。15分程時間を掛けて焼き上げています。これを柚子胡椒・山椒で頂きます。評判通りの絶妙な味。うっすら焦げ目のついた8切れ程の穴子はペロッとなくなりました。穴子も白焼きは常磐、握りは江戸前と用途によってつかいわけています。最高の逸品!!
●街場のお鮨屋さんではとかく店の前が荷や自転車などで雑然としていたり、店内が魚くさかったりしますが(それを好む場合もありますが)、こちらの店はそれが無く、毎日清潔にされている様がうかがえます。握りにもそれが言えるのでもう少しその辺の事情、仕込み方等をお聞きしたかったのですが、今回は時間が無く次回伺ったときにお聞きしようと思います。いつも行く新宿御苑前の「鮨 三ます」に共通するものがありました。
●握りでは、あおりいか、脂の良くのった鯵、平目、こはだ、穴子などが美味しかったです。
●ただ、金目鯛、かつおなどは、バーナーで炙って出されましたが、バーナーで炙ると火が表面だけ炙るだけで中まで美味しさが入り込みません。焦げ目にも違和感が残ってしまいます。ここは手間はかかりますが網上で炙ってお出しする方が良いと思います。せっかく上質のネタをつかっているのですから、網で炙れば更に美味しさが増すと思います。
●お土産の太巻きは美味しかったです。中身は、干瓢、椎茸、玉子、きゅうり、でんぶの5種類の具が入ったもの。そのほかに、海鮮や穴子・海老入りのものもありますが、お店で頂く場合は別ですが、“太巻きには魚介類を入れない”という鉄則通り、私達はシンプルな太巻きが大好きです。
●今回初めて伺いまして、若いのに真面目にお仕事されているのが良くわかります。ご主人は朝早く河岸に行き、店に戻ると仕込みに入り、途中休み時間はありますが、ほぼ昼前から夜遅くまで働き詰め。おかみさんと二人三脚で切り盛りしています。店内に清潔感を漂わせているのはおかみさんの内助の功的なものだと思います。気持ちのいいものですね。
●暖簾について。「蛇の目鮨」さんのブログにも書かれているように、暖簾を新調されたそうです。特に客商売は暖簾の存在が重要ですが、“暖簾”が大事に扱われていないのが現状です。今回の麻の暖簾は清潔感があってお店のイメージを表現していると思います。暖簾を大事にされているのは素晴らしいことだと思います。
最後に、暖簾について三宿の「榎本」のご主人が話されていたことを記して稿を終えたいと思います。ご主人「良い店について、あえて一つ上げるとすれば、春夏秋冬、一年4回、店の暖簾を変えているか。昔は、4回変えていたが、今はどの店も皆無に等しいでしょう。」暖簾の奥は深い!!
「蛇の目鮨」データ
埼玉県川口市中青木3-9-1 青木町ハイツ1F
JR京浜東北線川口駅 東口 そごう前⑦⑧⑨番(鹿浜・領家行き以外ならどれでも)
国際興業バス バス10分 中青木3丁目停留所下車 すぐ
048-256-1320
営業時間 11:30~14:00 17:00~22:00
定休日 月曜日
定員 30人
※詳細については要・確認
「蛇の目鮨」ぐるなびホームページ
http://r.gnavi.co.jp/a437300/
「蛇の目鮨」ブログ
http://blogs.yahoo.co.jp/jyanomesusi
私が書いている、お寿司関係の3つのブログです。ぜひ、ご覧になってください。
東京のお寿司屋さん http://blogs.yahoo.co.jp/nishi241958/MYBLOG/yblog.html?m=lc&p=1(ブログは完全閉鎖されましたがこちらから過去ログを読むことができます)
日本のお寿司屋さん http://blogs.yahoo.co.jp/nishi24nishi1958
鮨 「三ます」日記 http://blogs.yahoo.co.jp/diana_diana1958
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