かねてから行こうと思っていましたが、登戸駅から少し歩くのでなかなか足が向きませんでしたが、このたびやっと実現いたしました。食べ歩きをしていると稀に“本当に素晴らしいお店”に行きつきますが、こちらはそれを正に実感させられる店です。もっと、早くに来てれば良かった。お通しの白うりの梅酢漬けといい、刺身の貝類、珍味・紅鮭の筋子の塩漬けの握り、さらには紀州・勝浦産の本鮪の大とろは近年味わったことのない旨さで、自他共に認める鮪日本一「銀座鮨一」をも彷彿させる。本当に素晴らしいの一言です。東京近郊から遥々登戸まで食べに来られる方の気持ちが分かります。
本日、頂いたものをご紹介いたします。お通しは白うりの梅酢漬けとトキシラズの魚卵。摘みは刺身６点盛り合せ（中とろ（佐渡）、とり貝（愛知）、ほっき貝、金目鯛、烏賊、海老）。握り・巻物等はとろたく巻き（ネギとろ巻きを注文したが出てきたのは………とろたく巻でした。ちょっと残念。）、干瓢巻き、づけ、やり烏賊、のどぐろ、かれい、えんがわ、中とろ、大とろ（紀州・勝浦）、うに、紅鮭の魚卵の塩漬け。（この時期はトキシラズ１００匹に対して１匹の割合で紅鮭が混ざっているそうで珍味中の珍味）、玉子焼き。お通し、刺身、握りを通して全てに渡ってレベルが高い。そのネタの素晴らしさ・あるいは拘りは日本近海のものを築地仕入れに頼らず全国各地の漁港から仕入れているところにあります。今回はご主人自慢の刺身～握りまでを出して頂きましたがお酒を少々頂いてのコスパも優秀。また、街の鮨屋にありがちな“魚くささ”や“生くささ”がない点は新宿御苑前の「鮨三ます」と共通で手入れが行き届いていることが感じられる。何度でも足を運びたい店の一軒。お酒は、瓶ビール、冷酒（酒一筋（岡山）、大山（山形）。（2人 11500）
「鮨処 新寿司」データ
神奈川県川崎市多摩区登戸新町113
ＪＲ南武線・小田急線登戸駅下車
044-933-2338・9802
営業時間 11:30～13:30 17:00～22:00
定休日 月曜日
※詳細については要・確認
「鮨処 新寿司」ホームページ
http://www.oec-noborito.com/sinzusi/index.html
私が書いている、お寿司関係のブログです。ぜひ、ご覧になってください。
日本のお寿司屋さん http://blogs.yahoo.co.jp/nishi24nishi1958
鮨 「三ます」日記 http://blogs.yahoo.co.jp/diana_diana1958
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